COLUMN 箱根で高齢者向け観光を楽しむ無理のない一日プラン

四季折々の豊かな自然に恵まれた箱根は、歴史や文化にも触れられるほか、くつろぎの温泉、多彩な乗り物も楽しめる魅力ある観光地です。高齢者でも、ゆったりとしたスケジュールを組めば、十分に楽しい時間が過ごせます。この記事では、ご高齢の方が体力を温存しながら箱根を満喫するための基本のポイントと、おすすめのゆったり日帰りモデルプランを分かりやすくご紹介します。
高齢者が箱根観光を無理なく楽しむための基本原則
唱歌「箱根八里」で「箱根の山は天下の険」と歌われているように、箱根は地形が険しく、坂道や階段の多い観光地として知られています。移動の疲れを最小限に抑え、ゆったりと過ごすための3つのポイントを押さえておきましょう。
移動距離と休憩時間を重視する
坂道や階段の移動は、高齢者でなくても体力を消耗するものです。
箱根には、鉄道、ロープウェー、観光船などさまざまな乗り物が運行・運航しているため、歩く時間を減らしながら移動することもできます。ただし、いくつも組み合わせて距離を長くしてしまうと「乗っているだけで疲れた」ということになってしまうかもしれません。
適度に休憩が取れるように、「移動距離と休憩時間」をセットにしてスケジュールを立てることを心がけましょう。
坂道や階段が少ない観光スポットを選ぶ
箱根全体を見渡すと坂道や階段が多く険しく感じるかもしれませんが、比較的回りやすいエリアや、バリアフリーに対応した施設もあります。
例えば、箱根への玄関口として知られる箱根湯本駅の周辺には、土産物店や飲食店が集まっています。駅前を中心に過ごせば、遠くまで移動せずに買い物や食事を楽しむことができます。ただし、店舗によっては入口に段差がある場合もあるため、利用したい店舗の設備を確認しておくと安心です。
自然豊かな場所で移動の負担を抑えたい場合は、仙石原周辺の美術館なども選択肢です。例えば、ポーラ美術館は全館バリアフリー構造で、車いすの貸し出しや多目的トイレも用意されています。
ほかにも、移動に負担のかからない場所はあります。ご自身の体力や興味関心に合わせて、探してみてください。
高齢者向けの箱根観光「一日プラン」
高齢者が充実した時間を過ごせる箱根観光一日プランをご提案します。重視したのは、時間帯を午前と午後に分けること、内容を詰め込みすぎないことです。
午前は美術館や庭園でゆったり過ごす
午前中は、彫刻の森美術館、ポーラ美術館、箱根ガラスの森美術館など、気になる美術館を1つ決めて足を運び、ゆっくりと作品鑑賞を楽しみませんか。
ただし、移動のしやすさやバリアフリーの状況は、施設によって異なります。移動に不安がある場合は事前に園内の動線も確認しておくとよいでしょう。
ホテルやお寺に併設された庭園で過ごすというプランもおすすめです。庭園で過ごす場合も、一般公開されている時間や、園路の坂道・階段、休憩できる場所などをあらかじめ確認しておきましょう。
午後は芦ノ湖クルーズで絶景を楽しむ
午前中をゆったり過ごしたら午後は芦ノ湖まで移動し、クルーズを楽しみましょう。芦ノ湖では箱根海賊船や箱根遊船が運航しており、港を結ぶ航路や周遊コースが用意されています。
観光船に揺られながら、天候に恵まれれば、富士山、箱根神社の鳥居、雄大な自然をたっぷりと味わうことができます。
芦ノ湖周辺には特色のあるホテルや旅館も点在しています。時間に余裕がある場合は、芦ノ湖クルーズと宿泊を組み合わせるプランもおすすめです。
「せっかく来たのだから、すべての美術館を回りたい」という気持ちになるかもしれませんが、高齢者が観光を楽しむポイントは「無理なくゆったり」。
訪れることのできなかった美術館や庭園は「またの機会に」と取っておくと、再訪するきっかけにもなりますね。
高齢者が箱根観光で注意したいチェック項目
高齢者が箱根観光をするときに、チェックしておきたい項目を3つ、お伝えします。
バリアフリー対応やトイレの場所を事前に確認する
箱根には平坦なエリアもありますが、観光地全体としては高低差が大きく、移動の際、坂道や階段に遭遇することも少なくありません。
観光スポットを決めたら、移動距離や所要時間だけで判断するのではなく、周辺の地形や設備も確認しておきましょう。
例えば、移動経路はバリアフリーに対応しているか、途中で休憩できる場所があるか、多目的トイレは利用しやすい場所にあるかなど、ご自身の体調や身体状況を考慮することがポイントです。
箱根町観光協会では、車いすで巡る観光ルートや、バリアフリーに対応した施設の情報を公開しています。ただし、対応できる設備やサービスの範囲は施設によって異なるため、必要に応じて確認しましょう。
気温差や天候に備えて服装を調整する
山あいに位置する箱根は、訪れるエリアによって体感温度や気候が大きく変わります。天候が変化して、急に肌寒くなったり雨が降ったりすることも考えられます。
そういった状況に備え、薄手のカーディガン、ストールなど、脱ぎ着がしやすく、バッグに入れてもかさばらない衣類を用意しておくと気温差対策、体温調節に役立ちます。
混雑を避けた時間帯と交通手段を選ぶ
移動の疲れは距離や時間だけでなく、人の多さにも影響されます。
出発時間を少しずらしたり、乗り換え回数を減らしたりして、移動の負担を軽減しましょう。
週末や連休を避けることも、ゆったり楽しむコツのひとつです。
また、箱根の交通機関は、天候や点検、道路状況などによって、減便や運休、遅れが生じる場合があります。出発前や移動中に、公式サイトで最新の運行情報と混雑状況を確認しましょう。
箱根観光を高齢者が快適に楽しむために
風光明媚で、歴史や文化、乗り物も楽しめる箱根は、工夫次第でご高齢の方でも心ゆくまで満喫できる素晴らしい魅力に溢れています。四季の移ろいを感じながら過ごす時間は、日常を離れた最高のリフレッシュになるでしょう。
箱根湯本からのアクセスも良い神奈川県秦野市には、上質なリゾートホテルのような住空間と、24時間の医療・介護体制を備えた介護付有料老人ホーム「サンシティ神奈川」があります。将来は、老人ホームへの入居を考えているという方は、神奈川にお越しの際は、ぜひ見学にお立ち寄りください。
サンシティ神奈川の詳細はこちら
「シニアのための理想の住まい」
日本を代表する大手企業約100社が出資し設立された高齢者マンション「サンシティ」は、全国17か所で展開する自立型・介護付有料老人ホームです。
会員制の上質なリゾートホテルのような住空間に加え、シニア世代に配慮したバリアフリーやセキュリティ、24時間看護スタッフが常駐する医療・介護体制も整っています。
日々の暮らしを豊かにする大規模な文化イベントから、気軽に参加できるサークル活動まで、ライフスタイルに合わせて楽しめる催しがあるのも特長です。健康寿命を意識したプログラムなども用意されており、安心と充実を両立した暮らしを支えます。
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