COLUMN 不労所得の作り方と老後資産を守り増やすための賢い戦略

定年退職後の主な収入は、年金になります。しかし、年金だけでは生活が成り立たないともいわれ、ほかの収入源も確保しておきたいところです。その方法のひとつが、不労所得。これまでの貯金や退職金など、まとまった資産を生かしながら、継続的な収入源をつくる考え方です。この機会に不労所得の作り方を知り、無理のない形で老後資金に備えていきませんか?
不労所得の作り方とは?老後の暮らしを支える収入の考え方
お金を得るためには働かなければならないと考えがちですが、社会には働き続けなくても収入を得られる仕組みがあります。それが、不労所得です。老後の生活を安定させるためにも、まずは不労所得の作り方をチェックしておきましょう。
不労所得とは働き続けなくても得られる収入のこと
不労所得とは、労働収入とは別に、資産や権利などから得られる収入(所得)のことです。
例を挙げると、身近なところでは預貯金の利息もそうですし、株式投資による配当金、投資信託の分配金、不動産の家賃収入が該当します。そのほか、写真素材やイラストなど著作権や特許権による収入も不労所得のひとつです。
老後に不労所得の作り方が注目される背景
基本的に定年退職をすると、労働による収入がなくなり、年金が主な収入源になります。しかし、年金だけで暮らしていけるのか、貯金を減らさずにやっていけるのかという不安の声は少なくありません。
年金の金額は変わらないのに物価や光熱費が上がれば、必然的に生活を圧迫します。そうなると、生活費を切り詰めなければならなくなるでしょう。将来の生活も心配になります。
もちろん、再雇用、パートやアルバイトで働いて収入を得るという道もあります。
しかし、年とともに体力や判断力も落ちてくることも事実です。そうなると、働きに出ることがつらくなることもあるでしょうし、そもそも希望通りに仕事が見つかるとも限りません。
しかし、先ほどもお伝えしたように、収入を得るためには不労所得という方法もあります。特に高齢者には、これまでの貯金、退職金など、まとまったお金があるというケースが多いのではないでしょうか。
その資産を守りながらも生かして収入につなげていけば、年齢を重ねても安心材料になります。
不労所得が注目される背景には、このような事情があります。
不労所得の作り方として考えられる主な選択肢
先ほども簡単に触れましたが、不労所得の作り方にはいくつかの方法があります。どの方法を選ぶかは、人それぞれの考え方や資産次第です。主な方法を挙げてみましょう。
代表的な不労所得の例
広く知られているところでは、一般的に「株」と呼ばれる株式投資の配当金が挙げられます。厳密には収入とは言えないかもしれませんが、株主優待が受けられることも株式投資のポイントといえるでしょう。
投資信託も、不労所得の方法として知られるようになりました。分配金というかたちでの収入を得ることができます。
アパートやマンション、駐車場などの不動産を貸し出して収入を得ることも不労所得の方法です。借りてくれる人がいる限り、安定した収入を確保することができます。
まとまった資金があるなら、金利が高い預貯金、国債の購入も選択肢になるでしょう。
自分の資産状況や生活設計に合う方法を考える
不労所得を考えるにあたっては、現在の資産状況やこれからの生活スタイルを考慮し、しっかり準備を進めましょう。株式投資など、ある程度の知識を身につけておいたほうが安心というケースも少なくありません。
投資する場合、資産が減るリスクについても検討しておきたいところです。
不労所得を得るまでには、時間もかかります。必要な金額とともに、自身が得たい金額に合った方法を探すことが大切です。
不労所得を考える際に注意したいポイント
働かずに収入が得られる不労所得ですが、メリットだけではなくデメリットもあります。
デメリットを避けるためのポイントは、無理な運用をしないこと、投資できる金額をはっきりさせておくこと、疑問や不安は専門家に相談して解消することです。
老後資金を大きく減らす無理な運用は避ける
例えば株価が変動する株式投資には、元本割れしたり配当金が減ったりというリスクが必ずついて回ります。投資信託も、運用がうまくいかなければ収入増にはなりませんし、不動産投資も借りてくれる人がいなければ収入は得られません。
こうなると「投資はしたけれど老後資金が減っただけ」ということになってしまいます。
不労所得では、資金が減るリスクを冷静に見きわめ、短期間で大きな利益を狙う無理な運用は避けることが基本です。
生活費や住まいにかかる費用を整理する
実際の生活にも、お金はかかります。
生活費は年金でまかなうのか、貯金を取り崩すのか、ある程度の見通しを立てて整理しておくことが必要不可欠です。そのうえで余力があれば、初期投資として不労所得に回すというスタンスを忘れないようにしましょう。
必要に応じて金融機関や専門家に相談する
初期投資の金額、その後の運用、リスクなど、疑問や不安が出てきたら、率直に金融機関や専門家に相談しましょう。不安がある場合は早めに相談することが大切です。
知り合いから利益が出るとすすめられた、インターネット上でみかけたなど、個人的な体験談や出所の不明な情報は不確かな面があります。慎重に判断しましょう。
不労所得を老後の備えに生かすために
老後の収入源となる不労所得の作り方についてお伝えしました。このような収入の得方もあるということを知っておくと、何かのときに役立つこともあるのではないでしょうか。そういったことも踏まえて、老後の収入と預貯金、生活費のバランスを考えながら、安心して生活できる方法を探していきましょう。
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