ご入居の資格条件は次のとおりです。

• 1. 年齢は満70歳以上であること。お二人入居の場合は、いずれも満70歳以上であること。
  両者の関係がご夫婦もしくは三親等以内の血族または一親等以内の姻族であること。
  上記以外のケースについては個別にご相談ください。
• 2. 入居一時金、健康管理費、月額費用などの規定の費用をお支払いいただける方。
• 3. ご入居の際、ご自身で通常の日常生活を営むことができる健康な方。
  日常生活動作に支障の無い限り、生活習慣病の方もご入居いただけます。
• 4. 健康保険・介護保険に加入されている方。
• 5. 当施設の運営主旨をご理解いただき、他のご入居者と協調した生活ができる方。

利用権方式とは、居住部分と介護や生活支援等の契約が一体となっているもので、入居契約に基づいた一般居室および共用スペースの利用などを終身にわたり利用できる権利を取得する方式です。 また、介護が必要となった場合は、介護居室を利用できます。
利用権方式は分譲方式と異なり所有権ではありませんので、譲渡・転貸・相続・担保設定はできません。

• ※ 入居契約を将来にわたり維持することが社会通念上著しく困難と認められるものである場合、90日の予告期間をおいて、契約を解除する場合があります。

入居一時金および健康管理費をお支払いいただきます。
入居一時金は居室の広さ・日当り・階数・眺望等により異なります。
お二人入居の場合、お二人目に必要な費用は追加入居一時金と健康管理費です。

• 1. 健康相談、健康診断（年2回まで）の費用として50万円。
• 2. 入居者に対して、緊急、臨時的、又は、一時的に入浴、排泄、食事等の介護、その他の日常生活上の世話、機能訓練及び療養上の世話に要する費用、並びに特定施設入居者生活介護等のサービスのため、看護・介護職員を手厚く配置する場合、及びその準備に要する費用として450万円。
• 3. 上記2の看護・介護職員を手厚く配置した場合の費用は、費用設定時において、人員配置して提供する介護サービスのうち、介護給付（利用者負担分を含む）による収入でカバーできない額に充当するものとして合理的な算定根拠に基づいて算出されています（要介護者等1.5人に対し、週38時間換算で看護・介護職員1人以上）。
• ● 健康管理費は、厚生労働省の有料老人ホーム設置運営基準指導指針及び事務連絡に示された考え方に基づいて算定し、その算定根拠を別紙で示します。
• ● 当該金額は、老人福祉法第29条6項で定める受領が禁止される権利金又は対価性のない金品に該当しません。

ご入居後15年以内にご退去または亡くなられた場合、次の返還金算定式に従って入居一時金の未償却分を返還いたします。（１５年償却・契約の場合）

15年を越えてお住まいになられた場合はご退去時の返還金はありません。
15年を越えてお住まいになられても、新たな入居一時金のお支払いは不要です。

お二人入居でどちらかお一人が途中でご退去または亡くなられた場合は、お二人入居後15年以内であれば、追加入居一時金および、ひとり分の健康管理費の未償却分を次の返還金算定式に従って返還いたします。

償却開始日から3ヶ月以内にご退去された場合（死亡の場合も同様）は、次の算式に従って、入居一時金（お二人入居でお一人退去の場合は追加入居一時金）、健康管理費ともに入居者に返還します。

• ※ 但し、返還にあたり、入居日を起算日とした契約終了日までの日割計算に基づく施設の利用対価を差し引きます。

《入居者が1人の場合であって3月以内に契約が終了した場合》
入居一時金 -（1日当たりの施設の利用料×入居期間）
健康管理費 -（1日当たりの金額×入居期間)

《入居者が２人の場合であってその一方の契約が3月以内に終了した場合》
追加入居一時金 -（1日当たりの施設の利用料×入居期間）
健康管理費 -（1日当たりの金額×入居期間)

• ※ 入居一時金・健康管理費のうち非返還対象部分は、上記にかかわらず全額を返金します。

入居一時金、追加入居一時金ともに消費税はかかりません。
但し、健康管理費には消費税がかかります。

身元引受人は、入居後に事情により入居生活が困難な場合、施設と協議し、必要なときは入居者の身柄を引き取って頂く場合があります。また、入居者が要支援又は要介護状態にある場合には、必要に応じて、入居者の日常生活及び健康の状況並びにサービスの提供状況を、連絡します。また、連帯保証人は、入居者の債務に対し、極度額を上限とした債務保証が発生します。

身元引受人がいない方、お立てになられない方は、ご相談ください。

入居金償却期間の起算日から5年以内で契約が継続されている場合は、追加入居一時金と健康管理費をお支払いいただければ追加入居できます。

ご希望の方には、当社の株主企業である信託銀行や信頼のおける不動産会社をご紹介いたします。

分割払いはお受けできません。

入居金（入居一時金・健康管理費）は当社指定の金融機関にお振込みください。

生活費には個人差があり一概にはいえません。毎月の管理費・食費の他、居室の水道光熱費、電話代等をお支払いいただきます。詳しくはお問合せください。

各「サンシティ」では毎月管理費をいただきます。管理費の使途は、共用スペース等の水道光熱費・維持管理費、事務費、事務管理部門・生活サービス部門の人件費となります。管理費は入居日よりお支払いいただきます。

人件費や諸経費、物価の変動があった場合や提供するサービスの形態に変更があった場合などには、「運営懇談会」のご意見を聞き、皆様に十分ご説明させていただいた上で改定させていただきます。

日割りで計算させていただきます。

看護師が24時間常駐し、日常の健康相談は、随時お受けしております。定期健康診断は、年2回実施いたします。(生活習慣病予防検診　人間ドック、定期検診) 結果は、お客様に直接届きます。結果により、受診の必要な場合は、かかりつけ医か、クリニックに受診していただきます。

医療に関する相談は、看護師が、随時お受けしております。状態により受診が必要な場合は、ご相談の上、かかりつけ医か、同一建物内のクリニックに受診していただきます。医師の判断で、専門の病院に紹介が必要な場合は、協力医療機関等に紹介など、対応させていただきます。

急病の場合は、看護師が対応し、命に関わる緊急を要すると判断した時は、救急車の要請をします。緊急ではない場合は、かかりつけ医かクリニック受診をしていただき、館内での対応が難しい場合は、医師の判断により、協力医療機関、近隣の病院へ治療の申し入れをします。

通常は医療機関通院の際に、医師から病状、治療について説明があります。医師が、ご本人、ご家族様のご意向を確認し、相談の上で方針が決定されます。入院の手続き等、必要に応じた対応はさせていただきます。緊急搬送の場合、医師よりご家族様に病状、高度な医療や手術が必要とする場合は、説明とご意向に沿って判断していただくことになります。(転倒による硬膜外血種や骨折などによる手術)

協力医療機関及び指定医療機関の場合、必要に応じて、ご入院・ご退院の手続きをお手伝いいたします。また、協力医療機関に入院された場合は、週1回程度の割合でスタッフがお見舞いに伺い、ご用を承ります。

医療費は健康管理費に含まれておりません。保険診療による一部負担金、ご入院された場合の差額ベッド費用や、その他の実費は個人のご負担となります。

生活をより豊かにするために、お客様同士やスタッフを含めた交流の機会としてレクリエーション、イベントを実施し、サークル活動の支援をします。ご自分の生活を大切にし、ご自身のペースでお過ごしいただくことができるような運営を心がけてまいります。

ホール、アトリエやクラブルームなどをご用意していますので、これらを利用して趣味を増やし、毎日の生活をいきいきと楽しくお過ごしください。これらの共用スペースでは、絵画、書道、華道、囲碁・将棋、ビリヤード、麻雀、手芸など、いろいろなサークル活動ができます。行事としてはお花見や夏祭り、クリスマス会といった季節感を盛り込んだ催しを開催します（詳しくは各施設にお問合わせください）。

門限はありません。詳細についてはお問合せください。

運営懇談会は、各「サンシティ」を代表するスタッフと入居者の代表委員により構成されます。年1回の定期総会のほか、原則として月1回定期的に運営懇談会を開催します。定期総会では次のような点について、ご連絡・ご報告させていただきます。

• ・ 会社及び施設の運用状況の報告
• ・ 施設年間取組状況の報告と新年度の取組説明
• ・ 入居者からのご意見、ご希望、ご質問に対する説明

• ※ 懇談会の議事録は開催の都度作成し、お客様全員に配布します。
• ※ 「サンシティ」側と入居者委員の双方が必要と認めた場合は臨時懇談会を開催します。

各「サンシティ」は高齢者の住まいとして、地域から独立、あるいは孤立したものではありません。従って、ご入居者間の交流はもちろん、近隣の方々や地域の学校などととも協調、融和したすばらしい「コミュニティ」でなければならないと考えています。このことが現在、社会的課題となっている世代間交流を実現するとともに、明るいより良い文化社会づくりに繋がると確信しています。

お召し上がりになられた分についてのみお支払いいただくようになっています (※一部の施設では、召し上がった分に関わらず、基本料金20,000円 <税抜> をお支払いいただきます) 。但し、特別食（下記「特別食は作ってもらえますか？」をご覧ください）については、別料金となります。各居室には、システムキッチンがございますので、ご自分で調理することも可能です。

食費の中には、食材費、調理師・栄養士等の人件費、厨房の水道光熱費や衛生検査費などの諸経費が含まれています。

レストラン方式の「全食グランドメニュー」で、予約の必要がありません。毎食、その場で2～3種類のメニューからお好きなものをお選びいただけます。また、レストラン (ダイニング) 内の配下膳もウェイトレスやウェイターが行います。食の楽しみを大切にし、栄養のバランスはもちろん、旬の味覚を盛り込んだ料理を提供します。

ご来客時のおもてなしや、ご家族、お仲間とのパーティーに際しては、特別食 (有料) をご用意しますので、事前にお申し込み・ご予約ください。お身体の具合が悪いときの治療食は下記に記載しています「体調がすぐれないときの食事や治療食は、作ってもらえますか？」の通りです。

高血圧、糖尿病など疾病のある方は、医師に相談していただき、医師の指示により、栄養士が献立をつくります。歯の悪い方には、ソフト食、軟菜、お粥などがご用意できますので同様に、医師または、看護師に相談してください。

食中毒防止などの観点から、原則としてレストラン (ダイニング) でお召し上がりください。お客様の都合により、自室でお召し上がりになりたい場合には、有料の居室配膳をご利用ください。

居室内はもとよりレストランでもお召し上がりいただけます。

体調不良により一時的に支援が必要となった場合には、1ヶ月を目安に健康管理費の中から支援いたします。居室でお過ごしいただくことが可能であれば、一般居室を拠点として掃除、洗濯、買い物、食事の配下膳、受診付添い等、お身体の状態に合わせ必要な支援を行います。居室でお過ごしいただくことが難しい場合には、ロイヤルケアの一時介護室をご利用いただきます。 何れも「自立支援」の視点から、ご自分でできることを奪うことのないよう、ご本人様・ご家族様のご意向を伺いながら支配人・副支配人はじめ、各課の専門職を含め検討し、支援の内容を決定いたします。

ロイヤルケア (※「サンシティ神奈川」はケアガーデン、「サンシティ東川口」はケアセンター) は併設の介護居室です。このロイヤルケアには、看護師、ケアスタッフなどの専門スタッフが24時間体制で勤務しています。

サンシティ住み替え基準では、要介護３（常時介護が必要な状態）を目安としています。一般居室でのご生活が困難になった場合にはロイヤルケアの居室でお世話をさせていただきます。

ロイヤルケアで専門スタッフ (ナース、ケアスタッフなど) により、その方のお身体の状態に応じて、食事の配膳・下膳、食事介助、歩行の介助、衣服の着脱の介助、清拭および入浴、排泄介助などをさせていただきます。

もしも認知症になられても、ロイヤルケアにおいてケアスタッフ及び看護師による専門的な介護・看護をします。なお、著しい精神症状がみられる場合や治療が必要と判断された場合には身元引受人をはじめご家族とご相談の上、専門の医療機関に受診していただくことがあります。

ロイヤルケアでは、介護が必要になられても、いつまでもご自分らしく、お元気で、安全に、安心してお過ごしいただけるよう、おひとりお一人の価値観、想いを尊重して、個別計画書をもとに、パーソナルケアの実現を目指しております。清潔で快適な生活環境を整えること、ご支援に、人権とプライバシーを尊重した対応、守秘義務を徹底しております。

健康管理や介護にかかる費用は健康管理費と公的介護保険給付で賄います。なお、介護保険の自己負担金（1割～3割まで）はお客様の負担とさせていただきます。

介護を必要とされる場合には、お一人だけでもロイヤルケアに移り住んでいただくことになります。一般居室とロイヤルケアの居室をそれぞれご利用されることになりますが、お客様の新たなロイヤルケア入居一時金のご負担はありません。

• ※ 介護保険1割～3割まで自己負担分、オムツ代や医療費、おやつ代などは別途ご負担いただきます。

お住まいの皆様に日常の生活を快適にお過ごしいただくためにさまざまなサービスを行っております。生活サービスについては、各施設ごとに異なります。詳細はお問合せください。

専門的なご相談がある場合は、ご希望により専門家をご紹介します。

日常生活の悩みごとや相談ごとがある場合は、マネージャーはじめ生活相談員がご相談に応じます。内容により外部の専門家をご紹介します。

• ※ 専門家へのご相談等にかかる費用については、ご負担いただきます。

郵便物は、館内のメールボックスに配達されます。新聞の朝刊は、各居室まで配達されます。ご不在の場合は、フロントでお預かりします。

館内ミニショップ又はサービスカウンターで、使用頻度の高い身の回り品を取り扱っています。自動販売機コーナーもあります。

ご希望に応じて、個人的な付き添いサービスや税金・相続関係等の各種ご相談に専門家をご紹介するなど、アラカルトサービス (有料) をご用意しています。

居室には、冷暖房エアコンがついています。さらに、リビングルームには床暖房を設置しています。

家具調度品の居室へのお持ち込みについては、特に制限はありません。内装の変更につきましては、事前の届け出が必要となります。内装の変更は、原則としてご退去時原状復帰の義務を伴いますので、詳しくはご相談ください。なお、一般照明器具、カーテンなどは、各自でご用意ください。

カーペット、ふすま、壁紙の取り替えなどの費用は、入居一時金や管理費に含まれていませんので、各自の費用負担によりお取り替えいただきます。なお、居室に付帯するエアコンなどについては各「サンシティ」の費用で定期的に維持補修を行います。

お客様の故意や過失あるいは不当使用に起因する損傷・汚損などによる修繕費用は、ご負担いただきます。

通常のテレビ放送の他、衛星放送もご覧になれます (但し、専用チューナーを必要とします) 。なお、NHKの受信料、その他の有料放送の料金は各自のご負担になります。

次の特徴があります。

• ・ トイレは、洗浄便座を採用しています。
• ・ 床は、すべてバリアフリー (無段差設計) となっています。(※一部の居室を除く)
• ・ キッチン、洗面室の水栓は、ワンレバー式タイプを採用しています。
• ・ 給湯の熱源はガスを使用しています。(※「サンシティ東川口」、「サンシティ神奈川」、「サンシティ吉祥寺」、「サンシティタワー神戸」の熱源は電気を使用)
• ・ キッチンは電磁調理器を使用しています。(※一部の居室を除く)
• ・ トイレ、浴室、玄関に手すりがついています。
• ・ リビングルーム、和室、洋室、トイレ、浴室には緊急コールがついています。
• ・ 各戸に生活安全センサーがついています。

ご家族やご友人が訪問されお泊まりになる場合は、居室にご宿泊いただけます。また、ご希望に応じてゲストルームにお泊まりいただくこともできます。（有料）必要に応じて、大浴場、レストラン又はダイニングルームなどもご利用できます (レストランやゲストルームをご利用になる場合は、所定の料金が必要です)。ご訪問者の居室への宿泊は、原則としてご入居のお客様がご一緒される場合で常駐とならない範囲の日数に限らせていただきます。ご家族の場合でも、ご本人がご不在で事前の届け出が必要です。ご遠慮いただくことになりますので、ご注意ください。