護の現場から

第2回

常にアップデートを続けているサンシティのケアサービス。
新たな取り組みや介護システムなど、ケアに関するトピックスをご紹介します。

介護棟への
介護システム導入について

情報技術を活用した
介護システムで
パーソナルケア・サービスを実現

「もっとパーソナルなケアをしたい」「ご入居のお客様と深く関わる時間を増やしたい」……。現場で働くスタッフへのヒアリングで挙げられたふたつの想い。スタッフがやりがいをもって働くことがご入居のお客様への充実したサポートの原動力となり、ひいてはサンシティが掲げる「ご入居のお客様にいつまでもご自分らしくお暮らしいただく」ことの実現に繋がると考えています。そこでスタッフの想いを実現するために着目したのが、コンピュータやインターネット技術を活用した介護システムの導入でした。

介護の現場ではご入居のお客様と直接関わるケア以外にも、介護情報の記録やスタッフ間の情報共有などの事務的な作業が多く発生しています。介護システムの導入により作業に費やす時間を軽減できれば、ご入居のお客様に接する時間が増えることが期待できます。

基準の倍のスタッフを配置し
手厚いおもてなしを

現在の介護保険法では、入居者3名に対してスタッフ1名以上を配置するよう定められていますが、ICTをはじめとする介護システムが進化を続けていることや、少子高齢化により介護人材の確保が難しくなる点を踏まえて政府は、入居者4名に対してスタッフ1名以上へと配置基準を緩和することを検討しています。しかしサンシティでは、ご入居のお客様1.5名に対してスタッフ1名いう基準の倍の人員配置のままで、システムの導入によって得られた時間を、ご入居のお客様お一人おひとりに向き合う時間として費やしたいと考えています。向き合う時間が増えることで、ご入居のお客様とスタッフの比率が1対1に近づき、あるいはそれ以上の手厚いおもてなしを提供できると考えております。

業務の効率化により
生まれた時間を
ご入居のお客様との
コミュニケーションやケアに

新介護システムの導入にあたっては、IT技術を活用した先進的介護システムを導入しているアメリカに視察・研修を行い、昨年11月に、サンシティ町田の介護棟に介護システムを導入しました。そのひとつが、タブレット端末や移動式パソコンを使用した介護記録システムです。

今までは用紙に手書きで記入したのちに、スタッフステーションに戻ってから改めてパソコンに入力するという二重作業が発生し、スタッフの時間が大きく割かれていました。しかしシステム導入後は、ケア後すぐにタブレット端末や移動式パソコンに介護記録が入力できるようになりました。二重作業が解消されたことで転記ミスも防止でき、介護記録はスタッフ間で共有できるので、引き継ぎ時間の軽減にも繋がっています。

その他にも、前号でご紹介した「眠りスキャン」や「見守りカメラシステム」といった様々なシステムを導入したことで、業務を効率化でき、その結果、スタッフはこれまでよりもご入居のお客様への傾聴や接遇、レクリエーションといったコミュニケーションやケアの時間を増やすことができるようになりました。

例えば入浴。通常、入浴はスタッフの体制もあり昼間に入浴いただいていますが、中には就寝前を希望されるご入居のお客様もおられます。こういったご要望もシステム導入することによって生まれた時間を活用し、望まれる生活を叶えることができるようになりつつあります。サンシティ町田に導入された介護システムは、2022年8月を目処にサンシティパレス塚口にも導入を予定しています。その他の施設にも、順次導入を進めてまいります。
サンシティの介護システムは導入で完成ではなく、ようやくスタートラインに立つことができたところだと考えています。現状に甘んじることなく、これからもより一層のパーソナルケア・サービスの充実を図ってまいります。

サンシティ町田に導入された
介護システム

  • 01 | 介護記録システム

    移動式パソコンの導入や廊下の壁にタブレット端末を設置することで、ご入居のお客様とのコミュニケーションに欠かせない介護記録を手書きから携帯端末で入力できるように。システム化されたことでスタッフのケア記録業務時間が削減しました。

    介護記録システム
  • 02 | 眠りスキャン

    居室ベッドのマットレスの下に敷いて人の体動を捉えることで、呼吸数や心拍数、睡眠状態などをパソコン上や携帯端末でリアルタイムに把握できるシステム。夜勤者の巡視回数削減と、ご入居のお客様へ快適な睡眠環境の提供が可能に。

  • 03 | 見守りカメラシステム

    各フロア廊下にカメラを設置。夜間に廊下に出て来られたご入居のお客様をモニター確認でき、迅速に対応することが可能になります。

  • 04 | 誤薬を防止する服薬システム

    介護記録システムと連動して自動的に服薬の記録が残せ、誤薬防止と入力時間削減に繋がります。

  • 05 | ネットワーク設備の構築

    Wi-Fiの構築、ナースコール表示が確認できるスマートフォンや、無線機能付き血圧計、体温計、酸素飽和度計を導入。

  • 06 | ご家族向け専用Webページ

    コロナ禍において、ご面会がままならない状況の中、入居のお客様のお暮らしぶりを写真や動画で記録し、ご家族だけが閲覧可能な専用のWebページをご用意。

サンシティの
ケアサービスが目指す3つの柱

  • 新システム導入

    IoT ICT AI
    介護ロボットなど

    新システム導入
  • 介護の質向上

    お一人おひとりに
    合った介護の提供

    介護の質向上
  • 人財育成

    キャリアラダーほか
    研修制度の充実

    人財育成
パーソナルケア・パーソナルサービス

IoTやAIを活用した「新システムの導入」を軸に、新システムを導入することで生まれた時間を活用し、介護の質の向上や人財育成を図ります。これら3つの柱をバランス良く伸ばすことで、スタッフにとってのやりがいのある職場環境となり、結果、ご入居のお客様の満足度向上にも繋がります。

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